機械を貸し出しました。地元の木材を使って組手什を製作しました。力作です。うまく作ってある物だと感心しています。
道の駅にも組手什が使ってあります。だれでも使える組手什とはいえ、所々にセンスが見えることがあります。
木工ー組手什、と有効空間
身近な気を使おう。愛知県産材の組手什で、全校生出席でのイベントがありました。
学年混合の4チームに分かれました。ここは全校生徒1~6年生24人。外国の子や養護児も含まれてます。
生徒達が手分けして、もくもくと組み立てに取り組んでいるすがたに、先生は驚いていました。頭でなく、からだがこういったモノに応答して切り替わってあれこれ動くのだと想います。これ以外にも釘打ちの台も作りましたが、最後までみな、きちんと取り組みました。
金槌での釘打ちでは、釘が曲がってしまうことも。なぜ釘は柔らかいのか、理由を調べると良いですね。曲がった釘を直しながら、きちんと組み立てました。
組手什は、言葉では説明できないものがあって、最初のとっかかりに手間が要ります。組手什を手に取れば、その時に組手什が解ります。誰でもきちんとできる、組手什の仕組みです。
東北震災支援にて。
東北震災では、災害が大きすぎて自主判断に寄らざるを得なくて、支援の手が有効になったとも感じる。
南三陸の避難所には、数日間にわたってヤマト運輸から続々とコンテナが運ばれるのを見た。それまで雑多に積まれていた支援物資がコロ付きコンテナに次々と乗せられて、仕分けされて内容の紙が貼られ体育館に並べられた。避難者は、必用なものを書いて担当者に渡すと、資材の置いてある場所を締める。女児、7歳、靴下、歯ブラシ、靴、は何番目の奥にある、と指示をしていました。
災害時には、支援物資が届く。しかし現時点では、ほとんどの自治体は支援物資の受け入れを断っている。
一つは手が無い。突然の災害に、限られた人数でやること段取りが多くて他の用事を増やさないことが優先になる。二つめは公平性。全員に行き渡らないものは配布できない。苦情を嫌うのだ。組手什も希望者全員分が用意できないと受け入れてもらえない。組手什の災害支援の実行には、役場内の多くの組手什ファンに支えられたものだ。国土緑化推進機構、林野庁の方に感謝致します。
3度の災害支援には、支援の後半はボランティアにゆだねることがおおくなった。彼らは現場を知って優先順位を判ってて実行が早い。
災害に備えるなら物資の流通は最優先。流通は血流に例えられるが、災害は大量出血なのだ。速やかな集荷と配給が大切。棚への整理整頓最も始めに行われるべき。組手什はそれを担える。
東北震災の南三陸では、薬局にて海外のチームが役を終えて薬品を置いて去った。地元にゆだねられたのを見て通りかかった友人は、組手什で薬棚を避難中の子供に作らせた。薬は整理されてスムースに提供された。ちなみに手伝った彼には組手什の机が渡った。
私は材木に関わっている。自分の関わるもので支援で出来ることはまことに光栄だ。
木に関わる方達には、非常時支援資材として多くの選択肢に組手什を組み入れてほしい。
以下のリンクよりダウンロードできます。
https://nagasaka.nagoya/kudejusp21_setsumei
編集画面です。上部に、左から、保存と呼び出し。面や列の奥面から前面へのコピー。面や行列の増減、木広いと印刷画面ボタンが並びます。
右側には縦に、編集時の選択モード~1セル、1列、2つの間、1本、複数セル、複数列、複数本 の選択があります。
その下に、配置と削除、これらはキーボードの左側に割り付けてあります。そして、半割、全幅の切り替え。
その下には、表示レイヤーの移動があります。
画面は、組みたい製品の参面図になっています。正面、側面、上面から見た絵です。実際に組手什を組み上げる時を想定しています。一番下から材を組み付けて上に積み上げていくイメージです。各面を奥から手前へ。左から右へ、下から上へ移動しながら、断面を確認出来るように表しています。
具体例1:開いたときの最初画面は一番奥または下になる面です。マウスで絵の薄い四角をクリックすると選択位置がピンク色になります。最初のモードは1列になっています。1列の状態でキーボードのVキーを押すと、ピンクの位置に1列の材が配置されて、茶色になります。マウスでもう一度今引かれた材の上をクリックすると、画面右上に、材のセル数と長さが表示されます。その上は、クリックした位置を表しています。奥から数えて、何番目の面が、左から何列目、したから何行目かを数字で示しています。この作業を繰り返して、一番奥の面を完成させます。
つぎに、手前へコピー、面 ボタンを押します。すると現在の面がそこから手前にコピーされて同じ位置に材料が配置されます。たとえば四角い棚ならば、これで完成です。木拾い/印刷 ボタンを押すと、材の本数と価格の目安が表示されます。プリンターがあれば、印刷が出来ます。プリンターをPDF出力にすればPDFに書き出すことが出来ます。
いろいろとボタンに触れて動作を確かめてください。
保存をすればいつでも読み出せます。そのまま終了すると書いたものが消えてしまいます。
なお、日曜プログラマの稚拙な作なので、動作エラーはご容赦願って、止まってしまったら再度起動してやり直してください。
組手什を楽しんでください。ありがとうございました。
ということで、くでじゅうにお呼びが。図面を頂きました。
横幅80cm。 8セルで、内寸が745mm なので、外の縦材がぎりぎりで、強度を持てない。もし、両側に壁があれば、壁際に縦材が入って、横に外れないけれど、相手先の状況は判らない。
ということから、片側の縦材を2セル分中へ。靴1足分を外へ置くことで解決。
こちらの提案では、縦材の外側に、傘立てと、長靴、ブーツいれを提案したけれど。ともかく子供の靴をたくさん入れたいと言うことで。
配達しました。おじいさんがお元気で午後に持って行ったら、夕方までに作りました。ぴったりはまりました、とお礼の写真が来ました。よかった。ちなみに。、28000円です。