ひとり庵には、新たに思いついた接合を使っている。渡りあご に組んだときに、柱ほぞが現れる。
柱の途中に留め(この場合はダボ)を設けてこれで押さえて接合を固定している。
以下は、加工用の計算書。上面図と、側面図。ここから加工寸法を割り出した。
きっかけは、このふた月前にベンチの補強のために、脚の付け根に補強材を入れた試作をした。なんか不思議な連携。
この組み方で、ひとりあんは、金物を使わないでくみ上げることが出来て、剛性もまあまあある。弱ければ、ロープでテンションを取ろうと思っていた。思ったよりしっかりしていた。加工精度に依るモノと思う。
テーブル部材も、おなじ形ではめ込んでいる。これはクタイの補強になっている。