ヒーラ細胞 フランケンシュタインの誘惑 NHK

フランケンシュタインの誘惑 再放送の録画を見る。
 ヒーラ細胞。人のがん細胞から分離して、初めて人の細胞培養が成功した。”ヒト子宮頸癌由来の細胞であり、1951年にジョージ・オットー・ゲイ (George Otto Gey) により分離され、細胞株として確立された。~wikiペディア”

 細胞の話はさておいて、オットーゲイは、人細胞の培養にむけて20年間研究を続けたという。番組では、”20年間の研究への神からの贈り物”と言っていた。

宝くじのごとく、膨大な数の研究者が様々な研究を行っている。多くの研究者の中で栄誉に達成できるのは一握り。有るのか無いのか、右なのか左なのか判らないまま、数十年続ける執念は、宗教に似た絶対的な信心につながると思う。登山のように頂上が確定しているわけでは無い。理屈、確率論からすれば行為は無に等しい。膨大な研究者の微小な確率の果ての、成果の積み重ねが科学の発展だと思う。

”それでいいの?合ってるの?うまくいくとは限らない結果って意味ないいじゃん、” 

 ほとんどの人生ってそれだと、この歳になって思う。だから、この問いに意味は無いし、聞く耳は要らないと思う。
 1/100の成功は、100人以上いないと成り立たないし、万が一は、万人以上いないと成せない。成功者の何百万倍の人口がいないと偉大な成功は見つからない。だから、自分はここに居ることだけで意味があると思っている。
 活きてることや、やっていることの意味、意義を問われる事に戸惑う。自分がやるべきだと思ったから、やっている。根拠は誰にも判らない。それは内から沸いてくる物。

 

そのうち読もう、本

ヒーラ細胞書籍

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